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2期目の実績・窯業試験場移転の裏側


 平成25年9月、陶芸の森前の陶器店が倒産した。立地的にも陶芸の森付近は、信楽の玄関口として誰もがまず最初に訪れる場所であった。同年、甲賀市議会に送っていただき、その当時から甲賀市・滋賀県に対して跡地利用については、公共用地として取得するように要望を重ねてきた。しかし、前市長は利用計画を示さない土地の取得はできないとのことで、暗礁に乗り上げた。

 2期目の平成29年、選挙公約にも掲げ跡地利用について模索していた時、滋賀県立窯業技術試験場が老朽化による建替検討に入る情報を聞き、岩永新市長に対し、土地取得、試験場誘致に向け県に働きかけるよう要請したのが始まりである。

 滋賀県と甲賀市が連携・協力関係が不可欠であるため、少しでも費用負担が少なく済む方法として、等価交換も視野に入れてはどうかと提案し、県が受け入れ実現した。

なぜ等価交換をしたか?・・・

信楽町の時代から、神輿道(市道)の改修が計画されていたが、実現できなかった。試験場跡地利用は保育園の新築及び、文教ゾーンとして是非とも取得したい土地でもある。あわせて、神輿道の改修を進め、新たなR307バイパスにつなぐことが、SKRと文教ゾーンを最短距離で結ぶことができ、地域にとっては願うことでもあった。

取得費用は?・・・

甲賀市が土地取得した金額は2億800万円、うち交換要件として1億円を差し引くと約1億円のうち、合併特例債が約6700万円、約3300万円で取得できたことになる。その上更地での交換になっている。

今後の計画は?・・・・

2021年予算で、文教地区一帯の測量調査設計費用を要求し約600万円計上され、業者決定調査されることになった。2022年、神輿道の実施計画・整備設計、翌年には小中学校の新築計画も含め検討され、2026年度の完成を目指し進めていく予定である。

政策を進めるために

​ 一つひとつの政策を考え進めるることも重要であるが、それぞれの政策を結びつけて大きな目標に向かって進んでいく。それには、この地域への『夢』・『愛』を常に持ち続けていなければなりません。目先の判断より未来志向で地域を考えていきたいと思う。

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